榕樹書林

2 「おもろそうし」現代詩訳  琉球国の叙事詩

Category : がじゅまるブックス

書籍名 2 「おもろそうし」現代詩訳  琉球国の叙事詩
ISBN番号 9784898052624
販売価格

1,100円(税込)

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鳥越 皓之著 2025年刊行
A5判、並製、92頁 定価(本体1,000円+税)

「おもろさうし」は13世紀から17世紀にかけて生成された沖縄最古の歌謡集であり、伊波普猷に始まり鳥越憲三郎、外間守善、波照間永吉、島村幸一各氏らによって緻密な研究が重ねられてきた。しかし難解な古い琉球語による表現ゆえに、一般の人々には今なお近寄りがたいものとなっている。
 本書は著者の社会学的民俗学的知見と現代詩の詩人としての感性をもって、五十一篇のおもろの内容を一般の人が詩的感覚で理解できるようにした知的冒険の試みである。
 本書を通して、沖縄の万葉集と呼ばれている「おもろさうし」の奥深い世界に多くの人々が入っていく契機となってくれればうれしい限りである。



目次

 まえがき・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・1

 日の神と国王・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7
    聞得大君の力 他13篇
 神と天・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・29
    三日月の守る空 他13篇
 農業・漁業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・47
    雨乞い     他10篇
 交易と戦さ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・63
    貿易の願い   他7篇
 娘と恋・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・77
    恋の成就    他8篇
 あとがき      ・ 狩俣恵一・・・89


著者プロフィール―鳥越皓之(とりごえひろゆき)
一九四四年 沖縄県今帰仁村兼次生まれ。
社会学、民俗学者、詩人。
関西学院大学、筑波大学、早稲田大学で教授、大手前大学学長を務む。
元日本社会学会学長・
著書に『最後の丸木舟』(一九八一)、『沖縄ハワイ移民一世の記録』(一九八〇)、
『琉球国の滅亡とハワイ移民』(二〇一三)、その他多数。
詩集として『地獄極楽また地獄』(思潮社)、『幻想から幻想へ』(土曜美術社)がある。


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